2011年06月29日

<イラン>「ネット恋愛」を宗教指導者が容認

毎日新聞 6月29日(水)10時21分配信

 【テヘラン鵜塚健】イランのイスラム教シーア派最高権威(大アヤトラ)の宗教指導者、マカレム・シラジ師は28日までに、インターネット上で若い男女が知り合うことについて、容認するファトワ(宗教見解)を出した。結婚前の自由な男女交際や大勢のパーティーすら禁じられる同国で「ネット恋愛」にゴーサインが出るのは異例。

 イラン学生通信などによると、同師はネット上の恋愛について「さまざまな人々がネット上で相手を探し、一部は成功しているようだ。イスラムの原則を尊重し、信用できる人々の監視下にあれば問題ない」との見方を示した。

 同国では高校まですべて男女が分離され、互いに知り合う場が少ない。反政府デモへの警戒からイラン当局は交流サイト「フェイスブック」などの閲覧を禁じているが、サイト上では多くの男女が交友関係を広げているのが実態だ。

 家族の役割を重視するイスラム教国のイランでは早い結婚が奨励され、アフマディネジャド大統領は昨年11月、「女性は16〜17歳、男性は19〜20歳で結婚するのが望ましい」と語った。しかし、女性の高学歴化や男性側の資金不足などで、現実には結婚平均年齢(女性24歳、男性26歳)は上がる一方。こうした現状に宗教界も頭を痛め、ネットを通じた恋愛が結婚を促すとして容認したとみられる。
posted by 宝島S at 20:12| 神奈川 ☀| 他ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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