2010年01月29日

4大陸フィギュア 浅田が逆転で2回目V 鈴木は2位に

1月29日17時53分配信 毎日新聞

 【全州(韓国)来住哲司】フィギュアスケートの4大陸選手権は第3日の29日、当地の全州華山氷上競技場で2種目が行われた。女子のフリーは、ショートプログラム(SP)3位の浅田真央(中京大)が1位となり、計183.96点で2年ぶり2回目の優勝を決めた。SP首位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が計173.72点で2位、SP4位のキャロライン・ザン(米国)が計160.78点で3位。SP5位の今井遥(東京・日本橋女学館高)は計155.29点で5位だった。アイスダンスのフリーは、オリジナルダンス(OD)まで首位のケイトリン・ウィーバー、アンドルー・ポジェ組(カナダ)が計166.16点で初優勝した。

◇浅田「五輪金メダル、80%くらい近付く」 トリプルアクセル(3回転半)を2回決め、今季自己ベスト更新で逆転優勝。2日前のSPでミスを重ねた浅田だったが、五輪前哨戦は好演技で締めた。

 冒頭の3回転半を決め、続く3回転半−2回転トーループは二つ目が回転不足だったものの3回転半は認定された。フリーでの3回転半2度成功は、優勝した08年GPファイナル以来、2度目の快挙だ。「2発目が失敗することが多いが、1発目と同じように思い切って跳んだ」という。小林れい子・日本オリンピック委員会(JOC)専任コーチは「2回目の助走でスピードが落ちることが多いが、1回目と同じ流れで跳べていた」と評価した。

 SPの失敗原因を浅田は「練習で調子が良くて緊張感がなく、本番リンクに上がってから緊張した」と指摘し「フリーはいい緊張感で臨めた」という。だが、目標の「五輪金メダル」に向けては厳しい現実を突きつけられた。序盤の3回転フリップ−2回転トーループが単発に終わるなど得点を取りこぼしたとはいえ、計183.96点は金妍児(キム・ヨナ、韓国)や安藤美姫の今季自己ベストより低い。5項目のプログラム構成点も6.60〜7.55点で、小林芳子・フィギュア強化副部長は「もう少し出てほしい」と漏らす。

 「五輪につながる演技ができた。金メダルに80%くらい近付いた」と浅田。SPの失敗から立ち直り、前向きな気持ちで五輪に臨めるのは大きいが、安定感を欠くSPや3回転フリップなど課題も残った。【来住哲司】

 ○…SP首位の鈴木は浅田に抜かれて2位。序盤はノーミスだったが、中盤の3回転ルッツの着氷がやや乱れると、続く連続ジャンプは最初の3回転ループが単発に。もっとも、とっさにその後の3回転サルコウにダブルアクセル(2回転半)をつけて得点を稼ぎ、冷静さも光った。「SP1位は意識しなかった。落ち着いた試合運びができた」。目標の計180点には6点余り届かず、自己ベスト更新もならなかったが、スピンやステップなどがSPでは全4要素、フリーも5要素中4要素で最高のレベル4認定で「点数は収穫。レベルが思っていた以上に取れた」と、五輪へ手応えを感じていた。 

 ○…今井はSPの5位を維持し、国際スケート連盟主催のシニア国際大会初出場としては上出来の成績を残した。ダブルアクセル−3回転トーループは「力んでしまった」と一つ目だけに終わり、3回転サルコウが1回転になったが、その他はほぼノーミス。「自分の演技に集中できた」と満足そう。先月の全日本選手権で6位に入った伸び盛りの16歳が、キレのある演技で存在感を示した。
posted by 宝島S at 22:20| ☁| Comment(0) | ニュース(スポーツ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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