2009年11月29日

北朝鮮>金総書記に三男同行 初の公式文書

11月29日2時30分配信 毎日新聞

 【北京・西岡省二】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が今年4月下旬、三男正銀(ジョンウン)氏(従来表記は「正雲」)を地方視察に同行させたことが公式に記録されていることが、毎日新聞が入手した内部文書によって判明した。正銀氏の現地指導同行が文書で裏付けられたのは初めて。文書には「金正銀大将同志に関連して発表された初の公開文献」と明記されており、正銀氏への後継作業の一環として既に活動記録の保存が始まっていることが明らかになった。

 文書は、金総書記が北朝鮮南東部の拠点都市元山(ウォンサン)を現地指導した際に作成された。日付は「主体98(2009)年4月26日」。タイトルは「元山農業大学を現地指導しながらイルクン(活動家)たちと交わした談話」となっており、金総書記の発言が紹介されている。

 金総書記は同大学を「偉大なる首領様=故金日成(キム・イルソン)国家主席=と金正淑(キム・ジョンスク)オモニム(お母様)の熱い業績が凝結している意味深い大学」とたたえたうえ、「きょう、金大将とともにやってきました」「元山農業大学は首領様と金正淑オモニム、私と金大将に仕える栄光の大学になった」などと発言する中で、正銀氏の存在を伝えている。

 北朝鮮の公式報道では、国営朝鮮中央通信が同じ日に「金総書記が元山農業大学に新設された土壌式無公害温室を現地指導した」と報道。朝鮮労働党の金己男(キム・ギナム)書記と張成沢(チャン・ソンテク)、朴南基(パク・ナムギ)の両部長同行を伝えていたが、正銀氏の名前や指導日は伏せられていた。

 北京の外交関係者は「金総書記の元山訪問は4月25日と確認され文書はその直後に党宣伝扇動部の実務者が作成したと考えられる」と指摘している。

 ◇おことわり

 北朝鮮当局は現時点でジョンウン氏の漢字表記を公表していませんが、毎日新聞が入手した内部文書によって、「ウン」については「雲」ではなく「銀」や「恩」などに当たるハングル表記であることが既に判明しています。その後の取材で北朝鮮関係者の多くが漢字表記は「『正銀』が適切」と証言しました。これまで「正雲」と表記してきましたが、今後は「正銀」と表記します。
posted by 宝島S at 11:47| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 他ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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