2011年04月28日

福島1号機の注水、毎時10トンで一定効果・継続へ

読売新聞 4月28日(木)20時55分配信

 東京電力は28日、福島第一原子力発電所1号機で、格納容器を水で満たす本格的な「水棺」に向け、毎時10トンまで増量した原子炉への注水量を継続すると発表した。

 毎時6トンから増量し、最大14トンまで引き上げる予定だったが、東電は、漏水もなく、格納容器の圧力低下や原子炉内の温度が低下するなど一定の効果があったためとしている。

 東電によると、格納容器内の圧力は0・35気圧減少し、約1・2気圧。燃料棒の冷却が進み水の蒸発量が減ったためとみられるが、1・1気圧までは流量を維持する。大気圧の約1気圧より下がると、空気が流入し、水素爆発を起こすおそれが高くなるためだ。原子炉圧力容器下部の温度は96・8度と、10度以上低下した。
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福島第1原発1号機 「水棺」作業に着手 手探りの挑戦

産経新聞 4月28日(木)7時56分配信

 高温状態にある原子炉を格納容器の上部まで水で満たして冷却する「水棺」作業。原子炉の安定化に向け期待される一方、余震に対する耐震性や冷却効果をめぐり、専門家の間でも「汚染水を増やすだけ」などと疑問視する声が出ている。東電は「余震に対する耐震性などを確認しながら取り組みたい」としているが、実証データはなく、手探りの試みとなりそうだ。

 ◆専門家も評価二分

 「水棺は冷却には有効な手法だ」。こう評価するのは、京都大学原子炉実験所の宇根崎博信教授(原子力工学)。「格納容器内にある圧力容器や配管系の損傷部分からの汚染水の漏れも、水で防ぐ利点もある」と強調する。大阪大学の宮崎慶次名誉教授(原子炉工学)も「圧力容器の底が冷やせるので、燃料が溶けて圧力容器の底が抜けるのを防ぐ効果がある」という。

 一方、日本原子力技術協会最高顧問の石川迪夫(みちお)氏は「水棺はただちに中止すべきだ」と語気を強める。石川氏は期待される冷却効果についても「気休め程度にすぎない」と疑問を呈した上で、「水棺で高レベルの汚染水がさらに増える危険がある」と指摘する。

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